誇らしげに笑う彼女
「見返してやりたかったの」
同窓会でそう私に耳打ちした女友達。
「二十歳になったら同窓会を絶対しよう!」
そんな約束は果たされました。
たった2年のブランクではありましたが会うとやっぱり懐かしくて嬉しくて。
その日は純粋に「懐かしい人たち」と楽しもうと思っていました。
そこにやってきた1人の女友達は乳飲み子を抱えてやってきたんです。
「えっ。ママになったの?」
「結婚したの?」
そう言う周りに「不倫サイト.orgなの」と誇らしげに笑う彼女。
「見返したかった」
そう私に耳打ちしたのはその直ぐ後でした。
私は何を見返したかったのかわかりませんでした。
彼女はどうやら数人のクラスメイトから、からかわれたり、
妙なあだ名をつけられたりと傷つけられたらしいのです。
そんな彼女達を見返すのは「二十歳の時だ」と照準を絞っていたようでした。
そして彼女の「見返し」は
「馬鹿にしていた私が1番に結婚して子供をもったのよ」
という事だったようです。
「見返し」のために慌てるように結婚したという彼女。
私は「しっかりした愛情」を持ち合っての結婚なのか・そして出産なのかと人事ながらも気になってしまいました。
「幸せにね」
そう私は笑って言いましたが、やはり1年もしないうちに
2人は離婚という結果になってしまったようです。
「ライブチャットサイトORGしたい」その気持ちをバネにするのは良いことですし
愛する人と結婚をして子供を生むことは女性としてこの上なく嬉しい事。
ですが、彼女はバネや愛というよりも先に「恨み」のほうが強かったのかもしれません。